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樹輪舎 ジュリンシャ 京都

日尼異文化交流!

昨日は少し肌寒さの感じる天気でしたが、予定通りインドネシアの
青年たちがやってきてくれました。
今回の趣旨は「草取り」・・・・ではなくて「異文化交流」デス^^
彼らは日本で働きながら、休日に友人が教える日本語教室に
通っている生徒さん。
草取りをしながら日本語も勉強できるということで来て頂きました。
せっかくなので私達の友人も呼んでみんなで草取り交流会。
草取りのその前に食事会・・・彼らが本場のインドネシア料理を
作ってきてくれました^^
ルンダン、テンペ、ミーゴレン等々、以前本場で食べた懐かしい
食べ物ばかり。

作った本人が麺の食べ方を説明してくれます。

食べてみると辛い!でも旨い!
もう病みつき状態です^^
他にカレーやナンやサテ(焼き鳥)もあり大満足。
でも腹八分目でいよいよ本題の田んぼの草取りへ移る。
やる気満々の格好に着替えて田んぼへ一歩は入ると・・・
みんな目つきが違います!そして手つきが違います!

田んぼに入るまでは知らなかったのですがなんと、
彼らの殆どが故郷で米つくりをしていたのです。
しかも田舎では機械も使わず、殆ど手で田植えから刈り取りまで
をこなし、しかも年に3回米を作るというからもう大ベテランです^^
私達が片手でちんたらやっているのに彼らは両手でグングン進んで
行きます。
しかもおしゃべりしながら楽しそうに・・・
こんなことならもっと早く頼んでいればよかった・・・・
途中から女性陣も田に入りみんなで草取り・・・なんか昔の
農村のような風景。

おかげで、1時間半ほどで草は一掃され、近所のオヤジも
「米がようできるわ~」と感心しておりました^^
その後、またまたランチタイム&おやつで「第1回異文化交流会」は
無事終了。
皆さんほんとにお疲れ様でした。
また、2番草、3番草が生えてくるのですが、その時はまたよろしくお願いします^^
そして、今日はやっぱり腰と肩が痛い~
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樹輪舎 京都
〒601-0262
京都市右京区京北細野町中野里19-1
TEL/FAX 0771-52-0178
e-mail info@jurinsha-kyoto.com
HP http://jurinsha-kyoto.com

2009/06/08, 月曜日
[ 農業 ]

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マシーン登場!

今年も早いものであっという間に6月になりました。
昼間は半袖で丁度良い、なんだかハワイのような気候です(行ったこと無いけど^^)
事務所から見える田んぼは青々と茂ってきて順調のようです・・・・・
が・・・・・・・・・・
青々と見えるのは稲の間に生えている雑草。全部稗(ひえ)だそうです。
うちの場合は減農薬でやっているので仕方ないのですが、
これが、稲より強く秋になって種を落とすとエライ目にあうらしい・・・
ヒエ~~~(><)なんて言うてる場合じゃありません。
早速田に入り草取りですが、一人ではたかがしれてます。
と言うわけで、マシーン登場。

近所の農家にあるモノを貸してもらいました。
その名も「水田中耕除草機」
これで、稲の間を押すと草が掘り返され除草できるらしい。
近所のアニキには「ハイテクマシーン登場やなぁ!」なんて言われましたが
なかなか良さそう^^
この日は、助っ人に近所の木工家Gくんと義弟、そしてk君に
来てもらいました。

使ってみると、かなり調子よく、k君もパワーで押していきます。
間に残った草は手で取るのですが、やはり人数がいると早いです。
青々と茂ったひえが見る見る茶色に変わっていきます。
左が使用前、右が使用後

こうやって手や機械でやっていくと田んぼのガスが抜けて、田にも
よいらしく、近所の人たちは「ようなるワ~」ってず~っと井戸端会議。
しゃべってるなら手伝って~っと言いたいところだが、そこはお愛想。
次ぎの日曜は外国人研修生も10人ほど助っ人に来てくれるので、
いまから楽しみです(^^)
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2009/06/02, 火曜日
[ 農業 ]

2件のコメント

杉の床板

家の改築の方はいよいよ杉のフローリングが始りました。
もちろん床もオリジナルでオーダーメイドの高級品です。と言っても手作りですが・・・
今年の2月に原木を製材して乾燥させたものを加工します。

本当は最低半年以上天乾のあと人工乾燥の予定でしたが、
リフォームを早くすることになったので仕方なく使うことにします。
(まあ、自分の家なので後でいくらでも補修できるということで・・・)
そして実際に加工にかかります。
今回フローリング部分は全部で17畳。
それを約24枚の杉で敷き詰めます。
まずは私yが長さを2間(3.6m)にカット。
それをk君と助っ人Y君がプレナーで42mm厚に削ります。
その後幅を昇降盤にて38cm~22cmと4種類の幅に切ります。
幅を挽いたものから順番に実加工(板と板をつなぐ為の溝)をしていきます。
このあたりの加工はかなりの体力勝負・・・必死だったため画像が撮れず残念・・・
その後少しサンダーをかけ1日の仕事が終了。
クタクタです^^
翌日は漆を塗る前の染色です。

サネ部分も丁寧に!

生憎わたしyは打ち合わせなどで殆どるすだったのですが、その間に
kくんとY君ががんばってやってくれました。☆アリガトウ☆
そして本チャンの漆塗りです。
用意した漆は2キロ・・・大きなプリンみたいです(^^)

まずは裏面から(木の反り予防のため両面塗ります。)
かぶれない様に長袖、ゴム手袋にエプロン・・・完全防備です^^
裏面は見えないので汚す程度に・・・・

こちらは表側・・・染色してあるので塗ったところが
分かり難いです(><)

杉のフローリングは柔らかく傷がいきやすいと言う事で不評なことが
ありますが、漆によって程よく固められた木はなんともいえない
温もりを醸し出してくれます^^
ただ、しばらくはローリビング生活は無理かな?
(多分フリーポジションで寝転がったりしたら前身かぶれます(><)
なんとか今日1日で1回目を終えるつもりですが、今日はKYコンビが
休みなので少々キビシイかも・・・・
うちもブラゼルみたいな助っ人こないかなぁ~
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2009/05/29, 金曜日
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ぬりかべワークショップ

先週土日は壁塗り大会!
リビングとキッチンは壁と天井を珪藻土で仕上げます。
今回使ったのは四国化成の珪藻モダンコート
一度塗りタイプと、下地塗りが必要なタイプがあったのですが、
下地を塗るタイプの方が少し色が濃いかったのでそちらを選択。
まあ、下地で、練習にもなるしね^^なんて軽い気持ちで始めました・・・・・・がそれが大変なことに・・・・
養生は妻がしてくれていたので、初めは妻と義親父と3人で
目地に麻テープを張りビス穴等を下地剤で埋める。
これが結構時間がかかる・・・
そこで空いてそうな人に電話して友人と義妹夫婦に
助っ人に来てもらいました。

これで結構はかどりましたが、下地塗りが始ったあたりで、もう
夜になってしまったので、一旦解散。
次ぎの日の仕上のことを考えると、せめて天井だけでも・・・と思い、
妻と二人で深夜まで下地塗り。

ずーっと上向きでもう限界~っと思ったところでノルマ達成!
翌日は新たに助っ人3人が来てくれたので早い早い^^
が、下地のネタが思ったよりたくさん使い足りなくなったので
下地の済んだところからみんなで仕上塗り。

これがかなり楽しい(^^)
普段こういう仕事とは縁の無い女の人がメチャメチャ上手かったり、
、壁に詳しい設計士さんは角を仕上る道具が無い/なんて言っては
自分でコップを切って作ったり・・・

はたまたかなり不器用な人は
冷蔵庫で隠れるところを担当、等々わき合い合いと皆で楽しく
左官ワークショップです。
途中ノルマを決めて5人並んで天井塗り。

みんな真剣で絵になります^^
2人でやっていた時とは比べ物にならないスピードで、
進んでいきます。
大活躍の設計士さんはスポンジで仕上中。

何とか天井が全部塗り終わり、少し残ったネタで壁塗り。

このころにはプロ顔負け?並みにみんな上手くなっていました^^
おかげで大変なところはすべて終了し、カレーを食べて、
みんなが帰ってから養生を外しボーっと天井を見てビールを一杯・・・・

ちょっと小洒落たバーのようで・・・おいしい酒が頂けました。

今回手伝ってくれた皆さん。そして大切な道具を貸してくれた
左官屋kさん。
本当にありがとうございました。
まだまだ塗るところはたくさんあり、さらに土壁も控えているのですが
左官って本当にしんどいけど楽しいです・・・また手伝ってね(^^)
因みに翌日もその次の日も筋肉痛は無かったですが、かなり上半身が
むくんでいました^^
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2009/05/26, 火曜日
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天井板3

最近時間がアッという間に過ぎていく・・・のんびりやっているつもり
なのですがねエ。
私の方は相変わらず、家のリフォームです。今月の収入はどうなるのか少し不安になってきました^^
と言うわけで?今度は玄関の天井板です。そうです。先日の杉の柾板です。
玄関は3畳間ですので42cm幅の柾板4枚で張ります。
今回はプレナーに入らないので手削りです><
私の持っている鉋はすべて堅木用のため勾配がきつくはっきり言って
針葉樹は削れません。
でも、ソコは無理をして削ります。
針葉樹でも柾目は比較的、削りやすいのですが、2.3mx42cm幅
の板を4枚ははっきり言ってキツイです。

しかも鋸目の状態からなので、小鉋で荒削りをし、寸八鉋で仕上げ、
1枚ごとに刃物を砥ぎ・・・・
結局、4枚削るのに6時間ほどかかりました(><)
最近は機械頼りなので、たるんだ体にたまには良いかも^^
後は多少の逆目を消すためにうずくり~
少し日焼けが残ってかなり雰囲気出てます。
本当は自分で張ろうと思ったのですが、そこは慣れている大工さんに
半日来てもらって張ってもらうことにしました。
そして、先日取り付けた玄関ドアーです。

横の壁がまだ塗ってないのでチラ見せでゴメンなさい・・・
でも、ここだけ見ると料亭のような雰囲気に・・・
玄関には土壁を塗るので最近は毎日左官の本を枕元に置いてます^^
オタノシミン♪
で、こちらは先週日曜日の村上椅子さんの古イス市。

生憎の天気なのに大盛況のようでした・・・流石です。
私yと妻はオオヤコーヒーさんのおいしいコーヒーを頂きました^^
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2009/05/21, 木曜日
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タモリ


タモリ・・・・田のお守りです^^
田んぼは畑と違って水の管理だけしとけば何とかなるといわれて、
それならばと始めた訳ですが、この水の管理がなかなか大変です;
2年間休耕田だった為か水漏れが多く多分そこら中にモグラの穴が
空いているようです。
と言うわけで水を入れる訳ですが、1日2回、水栓を開けに行き
約1時間ほど放水、そして閉める。(普通は2日に1回くらい)
簡単なようですが、これが結構気を使います。
幸い工房から歩いて5分ほどの場所なので良いですが、閉め忘れると
池になってしまうし、ほっとくと畑になってしまうし・・・
早く水をくれ~~~干からびる~~(><)

なかなか手間がかかります。
そしてもう一つ重要な守りは草取り。
苗がやっと元気になってきたと思ったら、雑草がその横にワサワサと
生えています。

見た目は苗と殆ど変わらないのですが、
抜いてみると・・・・・

恐ろしい><
根っこは木のように張っています。
この稲もどき(私y命名^^)が苗の横にうまーく身を寄せて育っています。
昨日初めて田に入って草取りをしましたが、かなり腰が折れます・・・
これから毎日昼休みに2列づつ草取りをしていく予定ですが、
たぶん全列終わったころには初めの列には草が復活してるだろう・・・・
(草取りいつでも歓迎ですのでお気軽にお越しください!!)

それでも一日一日育っていく稲を見ていると心が癒されます。
頑張るぞー!!
そして午後からは田んぼの裏にある小屋の周りにそびえたつ杉の丸太を
切り倒す。
私がロープを掛け引っ張り、大家さんがチェンソーで切り倒す・・・
北山杉といえども30年は経っている木なのでかなりの大きさ。
こんなのがあたったら大怪我です><
でも大家さん(83歳!)はいとも簡単に切り倒し、こっちが
間に合わないほどです;;
ロープ掛けも結構難しく、途中で近所のおやじさんが手伝ってくれた
おかげで約10本の丸太は切り倒されました^^
この杉のおかげで私の田んぼに影ができて、夏場に涼しい風が入るのが
良くないらしい・・・・みんなが言っていた・・・・奥が深い。
倒した後は椎茸の原木置き場になるので一石二鳥です。
ただし、21本の椎茸の木を運ぶのはゾッとしますが(^^;)

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2009/05/19, 火曜日
[ 農業 ]

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コム シェ ミッシェル


先日久しぶりにお店のレセプションパーティーに呼んでいただきました。
先月オープンしたばかりのフレンチレストラン
コム シェ ミッシェル」さんです。
場所は京都、御池の柳馬場を下ったところ、姉小路の角っこです。
地下鉄の駅からも近く人通りもありそれでいて、少し落ち着いた
京都らしい町並のかなり良い立地です。
お店をデザインされたのはexpoさん
今回はソファの下地(木地)部分で村上椅子さんのお手伝いを
させていただきました。
内装はまさにパリのビストロそのもの・・・行ったこと無いですが^^
ソファのが、エスプリを思わせます。
そして当日頂いたお料理は京都産の豚とフランスの鴨のリエット、
丹後鳥のオーブン焼き等々等々・・・・・・・・・

(画像はリエット)
美味すぎてもうたまりません(><)
ワインも赤、白ワインともにおいしく少し飲み過ぎました^^
といいつつその後一人ポキートへ行きましたが(^^)
と言うわけで、1週間後に妻を連れて再び行ってコースの中で
同じものを頂きました。丹後の鶏・・・嵌りそうです^^
実はこのお店、京都の料理界では注目されているらしくこれから
どんどん話題となって行きそうです。
オーナーさん、エキスポさん、村上椅子さん楽しいパーティー
ありがとうございました。
お店情報
フレンチレストラン コム シェ ミッシェル
〒604-8101 京都市中京区柳馬場通御池下る柳八幡町80番1
定休日 水曜日(祝日の場合木曜日)
http://www.commechezmichel.com/
Tel/Fax 075-212-7713
Lunch 12:00-14:00(L.O.)
Dinner 18:00-22:00(L.O.)
お知らせ
村上椅子さんで古椅子市が開催されてます。
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2009/05/17, 日曜日
[ お店紹介 ]

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左官

家の改装もいよいよ左官工事に入りました。
一部増築と玄関の移設のため外壁を壊したので、それを補うために
左官屋さんに塗ってもらいます。
仕上げは元と同じ掻き落とし。
モルタルを塗って水がはけたら剣山で擦っていきます。
乾き過ぎや水が多すぎると下地が出てしまうので、「下地出すなよ~」
なんて言いながらいつもニコニコ左官屋さんは楽しそうに
二人で掻いています^^


元の壁の色(右のサッシの部分)と色もピッタリそろいました^^
因みにサッシは生け捕り(解体の際にキレイにはずしたもの)にしたものを使用です。節約節約(^^)
そして、もう一人の左官屋さんは玄関の「黒モル」・・・所謂黒い
モルタル塗りです。
私の注文は真っ黒に!なので、じゃあ黒光するくらいッスか?なんて
言いながら練っていきます。

練ったところで私は工房へ行ったので塗るところは見られなかったのですが
帰ってみると・・・仕上がってました^^
深い目に6分割で入れられた目地が立体感を出しかなりカッコ良いです!

これから日々の手入れが楽しみです。
私の方は工房にて玄関のドアの続きを・・・
今回は外部で框部分は無塗装にするので鉋で仕上ます。

久しぶりの欅は堅いです><
そしてこちらは何でしょう???
工房の端っこにころがっていた黒柿の筆返し・・・

何に使うかは・・・次回のお楽しみに!ってバレバレですね^^
田んぼの稲も風に吹かれて気持ち良さそうです。

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2009/05/15, 金曜日
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手作りドア

家のリフォームはコンセントなどもついて何となく仕上がった感が
出てきました。
が、あとは私の仕事がたっぷり残っています・・・
まずは玄関ドアーの作製。
今回は引き戸で1枚扉とします。
使用する材はこちらの雰囲気のある木・・・

けやきの古材。昔床の間に使われていた所謂地板です。
傷や割れはありますが、フルサイズ(3x6尺)の1枚板です。
裏を返すと昔、製材機が無かった時代の名残である木挽きの後が
あります。

反りも無く、蟻残も綺麗に納まっていますが、今回は壁との関係で
蟻残は薄くしないといけません。
と言うわけではずしてみたら・・・・一気に板が反りました(><)
蟻残の必要性大です!
そこで堅いナラで薄い蟻残を作り納めてみた結果、少しマシになりました。
あとは周りに框を組むので大丈夫でしょう・・・

框の方ですが、こちらもケヤキで作ります。
本来、木製建具は馬乗りホゾとすべきですが、それでは普通なので
今回は表面のみ面越しホゾとします。

少し手間はかかりますが、民芸家具のような味わいのある框組になります。
今日は大工さんが換気扇フードを取り付けてくれているので家に帰るのが
楽しみです^^
最近登場の少ないk君ですが、私の仕事を静かに?見守りながら
着々と注文の家具を造っております^^

そしてツバメたちも婚活で忙しそうに工房内を飛び回ってます(^^)

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2009/05/13, 水曜日
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天井板2

いよいよ自宅のリフォームも第一期工事の最終段階を迎えました。
壁やリビングの天井ボードも張り終わり、残すは和室の天井と
玄関周りとなりました。

それにしても天井が高くなると部屋がかなり広く感じます・・・
そして、こちらの年季の入った材は秋田杉の柾板です。

10年ほど前に廃業された老舗指物屋さんから分けてもらった
木で、長さ4m、幅42cm、厚み10mmが4枚あります。
そうです、所謂、天井板です。
これだけの杉の柾板ははっきり言って探しても無いです・・・
あっても目玉飛び出ます^^
知り合いの大工さん曰く「これだけの天井板は20年は出会ってないなぁ
」と・・・そして、玄関の天井に縦に張ることを薦めてくれました^^
少々、この家にはもったいない気もしますが、ここで使わないと
一生使えない気がするので思い切って・・・
まずは玄関の庇ように1mほどカット。

削ってまたまたうづくり。

どうです?この柾目!日焼け具合も丁度よく(あまり綺麗なものは
苦手なので・・・)なんともいい感じです^^
それにしても凄い脂ッ気です;
最後に実加工して大工さんに取り付けてもらいます。
そして昨日家に帰ってみると出来てました^^
和室の天井が!

木目こそはバラバラで、工務店の社長には「天井板の展示場やな。」
なんて言われましたが、矢張り無垢らしい、やさしさがあります。
ワザと残したオガ目(昔の鋸目)のスリット部分も効いていて
綺麗な大和張りになっています。
背の高い大工さんは最後の1枚を苦労されたようですが
ライトに照らされた天井を見てしばし見とれてしまいました(^^)
玄関の土間の捨てコンも終了し、
今日、庇の天井を張り終わって第一期工事は終了と言うことです。
大工さん本当におつかれ様でした。
後は壁の珪藻土や床、キッチン、建具などはすべて自分たちでやるので
完成はまだまだ先になりそうですが、これからもよろしくです^^
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2009/05/09, 土曜日
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