ナビゲーションをスキップ

樹輪舎 ジュリンシャ 京都

ものの弾み

こちらは先日からk君が取り掛かっている1700φの円卓。
町屋「兪」(ゆ)さんの物です。

当初予算の関係で円卓までは作らない予定でしたが、町屋の仕上がり
がかなりよくなってきたので、やはり既製品では・・・となりまして
作らせていただくことになりました。
打ち合わせの段階で、看板用のロゴマークをもらっていたので
このマークつかいましょうか・・・・?

(上2点は先日の画像と同じです)
とつい弾みで言っちゃいました^^
直径1700と言うだけで大変やのにものの弾みは恐ろしい・・・
で、何となく手の空いていたk君が担当することに(ゴメンよkくん)
そしてこうなりました。

納期もあまり無いまま進んでいってさらに次ぎの打ち合わせで
、やっぱり円卓はこれでしょう・・・?(ヒント中華料理店です)
と言うわけでまたまた弾みで
余計なことを・・・ほんまにゴメンよkくん

まあ、決まったことは何であれやるしかないのでやってもらいます。
と言うわけで中1日で完成!本日納品。
先方さんは不在だった為、置いてきただけなので、気に入ってもらえたか
分かりませんので完成画像はまた後日(自信たっぷりですが^^)
今日はこれからのびのびになっていた梅干の漬け込みがあるのでこれにて
失礼します^^

田舎暮らしは忙しい!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
樹輪舎 京都
〒601-0262
京都市右京区京北細野町中野里19-1
TEL/FAX 0771-52-0178
e-mail info@jurinsha-kyoto.com
HP http://jurinsha-kyoto.com

2009/07/10, 金曜日
[ 仕事のこと ]

No Comments

七夕

日は七夕。
蒸し暑い日が続きます。
市内をエアコンの効かない車で走っていると辛抱タマラン~
そんな気分を癒してくれるのが喫茶店。
そして、京都の南の方(リサーチパーク近く)を走っていると
遠回りしてでも立ち寄るのが
エスプレッソスタンド・オントさん。

こちらは屋台でほんもんのエスプレッソを出してくれるので
空いているときは絶対立ち寄ります^^
目印はフォードエコノラインというアメ車。
名前にエコはつきますが実際にはまったくエコではないそうです。
車の中でイケメンのお兄さんが作ってくれるのですが、中は
大層暑いらしく、いくら食べてもどんどん痩せていくそう・・・
で、頼んだのはエスプレッソドッピオのアイス。
通常の2倍のコーヒーにミルクが入ります。
いつもはSMALLですが、今日はなんと7周年記念と
言うことで20%オフだったのでLARGEにしました^^
値段はスタバよりも安い目ですが、お味は格段に美味しいです。


いつか店を出されるときは是非、樹輪舎で内装をやらせて
ください・・・と行く度に言っているのですが、言い続けて
7年・・・
このスタイルも素敵なので続けて欲しいですが、体には
気をつけてくださいネ(^^)
せっかく笑顔で撮らせてもらったのに逆光でスンマセン・・・

詳しくはCAFFE-ONTO WEBサイトまで。
おりひめさんに会えるかな?


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
樹輪舎 京都
〒601-0262
京都市右京区京北細野町中野里19-1
TEL/FAX 0771-52-0178
e-mail info@jurinsha-kyoto.com
HP http://jurinsha-kyoto.com

2009/07/07, 火曜日
[ 日々のこと ]

2件のコメント

切り文字看板

久しぶりの仕事ブログです。
いまやっているお店の看板ですが、今回は切り文字(切り抜き文字)で
の注文。
ロゴは先方さんに頂いたものですが、材や厚みなどは
指定がなかったので好きなように・・・
こうなりました^^

MACHIYA ゆ
ローマ字は台ヒで大きさ約9cm、ゆ(漢字出ませんでした><)の文字は
山桜で大きさ約25cm  
せっかくなので分厚いステーキ?のような感じにしようと
厚みを3cmにしました。
そして糸鋸で切ろうとしますが・・・切れません(。、)というわけで
近所の木工家G君にラクソーのコンターマシンを借りてタタタタタ・・・
2時間ほどかかりましたがなかなか旨そうにできました^^

陰陽の文字はなんだか意味ありげな感じ・・・

うしろの線は取り付けやすいようにタイルの目地に埋め込みます。
そして、こちらは同じ現場の下駄箱。
古建具を利用してつくりました。(k作)

広角レンズは箱物撮影には駄目ですね・・・歪み過ぎです。
さらにこちらもk君担当のでっかい円卓・・・直径1700mmあります。

祇園祭オープンに向けて追い込みです。
といいつつ仕事の合間に干し野菜・・・隣の畑でもらったキュウリで
干しキュウリです^^

こんなネットを買いました!

おいっ、サボってんと仕事しろ!!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
樹輪舎 京都
〒601-0262
京都市右京区京北細野町中野里19-1
TEL/FAX 0771-52-0178
e-mail info@jurinsha-kyoto.com
HP http://jurinsha-kyoto.com

2009/07/06, 月曜日
[ 仕事のこと ]

No Comments

閻魔堂


町屋を改装したお店「閻魔堂」(えんまどう)さん
こちらは京都駅近くにある大繁盛のお店「鬼河童」さんの姉妹店
で、烏丸仏光寺西入る南側にあります。
昨年8月にオープンされてから先日初めて寄せていただきました。
おばんざいを主体にした居酒屋さんですが、内装の雰囲気も落ち着いていて
街中にいながら“隠れ家”的なお店です^^
樹輪舎 京都では欅のカウンター、テーブル等々を納めさせて
頂きました。(関連記事→
入り口は路地を曲がったところにあるのですが、
京町屋の特徴でうなぎの寝床なので壁面が恐ろしく広くその真ん中に
ポツンと入り口があります・・・・
ただ、扉の縁柱と鴨居は7寸角の米ヒバを大胆に使用。
店内にも栗の5寸角や欅の柱などいろんなところにダイナミックな
材を使っていただきました。
そして、入り口を入ると、横にはなが~い欅のカウンター・・・6メートル
あります。

アップで

店内は広いですが、町屋の仕切られた部屋をうまく利用して
大部屋から個室、離れまでいろんなシーンに合わせて利用できるように
なっています。
 私たちが案内されたのは2階のテーブル席。畳の部屋にソファーが
置かれていてなんともリラックスできます^^
 テーブルも、納品当初のように綺麗に使っていただいて、なんの
メンテナンスも必要なさそうデス。(天板はナラ、タモ、クルミ
ウォールナットなどすべて1枚板または2枚接ぎで作りました)

料理は旬の野菜の天ぷらや、お刺身、トマトの冷製おでん、
タスマニア粒マスタードの乗ったベーコン、手羽先等々
どれもおいしく、お酒も梅酒や地酒、焼酎まで充実していて
かなり楽しめました。
因みに男4人で飲んで食べて一人¥5000少々
今度はぜひカウンター席に座ってみたいですねぇ^^
その後は近くの酒陶柳野さんへ歩いていきました・・・
珍しくへべれけにならなかったyでした^^
=======================
お店情報
「閻魔堂」
烏丸仏光寺東入る一筋目角
075-352-8005
定休日 不定休
営業時間
17:30~24:00(L.O.23:30) 
詳しくは「ぐるなび」HPへ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
樹輪舎 京都
〒601-0262
京都市右京区京北細野町中野里19-1
TEL/FAX 0771-52-0178
e-mail info@jurinsha-kyoto.com
HP http://jurinsha-kyoto.com

2009/07/05, 日曜日
[ お店紹介 ]

4件のコメント

梅雨

今日から7月です。
今年も無事折り返しました^^

今週に入ってやっと梅雨らしくなってきました。
そんな中、近所の廃校になった小学校の梅の木に沢山なった
梅の実をいただけると言うことで、梅博士と2人で取りに行ってきました。
初めは2又にした棒で取っていたのですが、途中から木に登り
揺すったり、ひっぱったりしながら1時間ほどで4キロ程の梅が
取れました^^
今日はその梅のへそをとり漬け込む準備・・・
今回は梅酒にします。
半年から1年でできるというのでそれまではグッと我慢の子でいます^^
そしてこちらは先週土曜日に撮ったホタルの写真・・・・
シャッタースピードが早すぎたか・・・やはり難しいです。
都合で20分程しかとれなかったので、その間に撮った3枚を合成
してみました。

明日はいよいよカウンターの納品。ぐぁんばるぞ~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
樹輪舎 京都
〒601-0262
京都市右京区京北細野町中野里19-1
TEL/FAX 0771-52-0178
e-mail info@jurinsha-kyoto.com
HP http://jurinsha-kyoto.com

2009/07/01, 水曜日
[ 季節のたより ]

No Comments

順調に・・・

稲も育ってきています

私は蛙になりたい・・・

私の田んぼは2年間休耕田だったため、土が肥えてよその田よりも
わんさか育っています。
さらに、前回、みんなで草取りをして土のガスが抜けたため余計に
よく出来るのらしい。
周りのじいちゃんばあちゃんも「よおできたねぇ~」といつも
言ってくれます。
その反面、近所のじじいたちは休んでた田は怖いぞぉ!なんていいます。
そうです。ただ、喜んでばかりも入られないのが農業の難しさ。
稲が大きくなるのは肥やしがよく効いているのですが、効きすぎて、
又は土のチッソ分が多すぎると葉が濃い緑色になり「いもち病」
と言うのになるらしい。
こうなると収穫は半分以下になるらしく消毒や薬剤を使う羽目に
なるという。
もちろん初めに予防の薬はやっているのですが、2回もやらないに
越したことはない。
大家さんも毎日、葉の色などを見てくれて、これからの肥料や、薬剤の
投入をどうするか思案してくれていますが、こればっかりは
なんともなってみないとわからへんらしい・・・
近所のばあちゃんたちは米の不作は来年頑張ったらええから安心しな^^
なんて笑いながら言うてくれるので気は楽ですが・・・
まあ、なるようになるといつもながらのアッケラカンで行きましょう!
格子の方も順調に仕上がりました。こちらは大工さんが取り付けて
くれるので気は楽です^^

そして・・・
高雄から、中川、大森、京北にかけてホタルがシーズンを迎えています。
特に中川トンネルを越えてからは車にぶつかるくらいホタルが
満開です^^ぜひ夜にドライブに来て見てください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
樹輪舎 京都
〒601-0262
京都市右京区京北細野町中野里19-1
TEL/FAX 0771-52-0178
e-mail info@jurinsha-kyoto.com
HP http://jurinsha-kyoto.com

2009/06/27, 土曜日
[ 農業 ]

No Comments

カウンターと格子

今週ももう週の後半です。
仕事の方も本格始動です。
去年の暮れから話に上っていた中華料理屋さんがようやく進み始めました。
決まると案の定、納期は短いです・・・
最近この手の仕事が多いです(><)
注文はグンと減ったのですが、その分集中して良いものが出来ます。
まずはカウンター。
またまた長モノで、今回は5.3mx奥行600mm
材はお任せなので、大好きなウォ-ルナットで作ります。

2枚接ぎでテーブルにしても良さそうな材を今回縦に接ぎます。
普段、耳付きは使わないのですが、少しでも広いほうが良いと言うことで
耳付きです。
少しでも早く作るためにバーチカルプレナーで削ってもらいました。
(縦の焦げた筋はバーチカルプレーナーの跡です)
その後、金物でボルト締め。

この手の材は素材がよいので、小細工はしません。納まると、多分
とても素敵になります^^
そして、k君は同じ店の外部に収める格子です。
ありがちなパイン材は嫌だったので、台桧(台湾桧)を使用。
この材ももう伐採禁止なのでなかなか入手できません。
一つ完成。

でも、まだまだあります^^

台桧は独特の芳香のある木です。
とあるブログで米ヒバはこてこてのオッサンの香りやなんていわれて
ましたが、台桧は例えるなら川島なお美のような・・・
(逢ったこと無いですが^^)そんな香りがします。
この川島なお美、香りも良いが性もよく(木の性格ですヨ^^)
細く木取りしてもほぼ暴れません。
できることなら自宅の格子もこれで行きたいが高くつくしなぁ~~~
稲のほうもわさわさと順調に育ってます^^

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
樹輪舎 京都
〒601-0262
京都市右京区京北細野町中野里19-1
TEL/FAX 0771-52-0178
e-mail info@jurinsha-kyoto.com
HP http://jurinsha-kyoto.com

2009/06/25, 木曜日
[ 仕事のこと ]

2件のコメント

再び左官

今週は梅雨らしい天気です。
昨日は平日ですが、休みを取って妻と二人でほったらかしの自宅の玄関の
壁塗りです。
当初土壁を考えていましたが、いろんな人に聞いて、普通の石膏ボード下地いうことと、土の厚みの分だけチリを取っていなかった為
土壁は無理ということを納得・・・結局諦めました。
と言うわけで珪藻土を塗るわけですが、ここは普通では面白くないので
少々冒険してみることに・・・
いろんな本をみて、漠然と、茶室風の壁がよいなあと言うことになったのですが・・・・
まず、玄関の面積を塗るだけの珪藻土が無かったため(いい加減な><)
もらっていた中塗り用の土を足す。
そして、色も初め黒にしようとサンプルを作りましたが、考えた挙句
すっきりしすぎるのと、土間の黒モルタルと合わないなあ・・・と
言うことで、ステインで調色。

さらに、近所の鉄工所で鉄の粉をもらい、それも混ぜる。
(鉄の粉を混ぜると後々錆が出て変化してくるらしい)

全部投入したところでパワーで混ぜる。

その後、粗い目の藁スサを入れて鏝で混ぜる。

かなり行き当たりばったりですが、仕上がりが楽しみです。
いよいよ本番。

塗り始めると、荒めのスサと土に混じった砂のおかげでかなり塗りにくい
ですが、そこは前回よりは腕があがっている?ので何とかいけそう・・・
(白い部分は下塗りです)
塗りにくい分、力が入るので腕がだる~くなります。
それでも2人で約4時間ほどで塗り終わり、養生をはがすと・・・・
スバラシイ!
侘び錆の世界・・・自画自賛^^

屈託の無いこの表情はまさしく荒壁のよう・・・
チークの玄関柱ともなんともよく合ってます^^
クタクタの妻も満足そう!
行き当たりばったりの左官屋ごっこですが、やっぱり左官は楽しいです。
今後、錆がどのように出てくるか楽しみが増えました(^^)
そして、次週は玄関扉横の壁塗りです。こちらはいよいよ土壁です!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
樹輪舎 京都
〒601-0262
京都市右京区京北細野町中野里19-1
TEL/FAX 0771-52-0178
e-mail info@jurinsha-kyoto.com
HP http://jurinsha-kyoto.com

2009/06/23, 火曜日
[ 未分類 ]

2件のコメント

へい!らっしゃい

久しぶりの仕事ブログです^^
小料理屋さんのイチョウのカウンターです。

広角レンズでも入りきらないこの長さ・・・4.5mあります。
ただ、少し奥行が狭いので(430mm)なんだかツマヨウジのようです^^

本当は大工さんは米桧の突き板で考えていたそうですが、たまたまあった
イチョウを勧めてみたところ、板前さんでイチョウはなじみの木と
言うことと、やっぱり無垢材が良いということで作らせていただきました。
いちょうの木は少し(かなり?)匂いがキツク、銀杏の匂いがします。
加工中は慣れてしまって意識しなくなりますが、作業着を
着替えるときは加齢臭??なんて思ったりもしてしまいます^^
ただ、手入れとして焼酎で拭きこむと匂いが取れるらしいですので
ご安心を(^^)
今回少し節が飛んでしまったのですが、そこは技術でカバー・・・2ヶ月ぶりの仕事は緊張しましたが・・・

明日納品のこのカウンター・・・・お施主さんと顔を合わせてないので
もし喜んでいただけたら一杯呑みに行くことにします^^
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
樹輪舎 京都
〒601-0262
京都市右京区京北細野町中野里19-1
TEL/FAX 0771-52-0178
e-mail info@jurinsha-kyoto.com
HP http://jurinsha-kyoto.com

2009/06/19, 金曜日
[ 仕事のこと ]

No Comments

巨樹を挽く

先日、カモノセログさんのお付き合いで、久しぶりにブビンガの
製材に行きました。

向かったのは友人の紹介で行った愛知県のミナト製材所さん。
20トンクラスの原木を製材できるという巨大な製材機があるというので
京都からわざわざ出向きました。
カモノセの社長が積んでこられた材は長さ4m、幅1.5m、厚30cm
という巨大なブビンガの盤と他に3mの材と、アサメラの1m幅の物。
いずれも20年以上乾燥のツワモノ・・・・
現場に着くと、みなと製材の社長がリフトで軽々すくってくれます。
もちろんリフトも20トン積みですので、4トントラックが軽トラに
見えます^^

そして、製材機の前へ・・・ここでは奥さんもてきぱき動きます。

(すべてが大きいので小人みたいに見えます^^)
巨大な製材機は6メートルはある天井まで届きそうな大きさで
高さ(幅)2.3mほどの材が挽けるそうです。
で、台車にセットしてイザ製材!
さすがに乾燥材の堅木です。鋸が進むたびに煙を吐きながら
“ドーン・・・・ドーン”と轟音を上げながら挽いていきます。

今回45mmと60mmに挽きますが一枚挽くのに約15分。
しかも一つの盤を挽くたびに鋸刃を取替え。
この刃の取替えも3人がかりです。

結局かかった時間は3時間・・・でも、良い板が取れたので、カモノセログ
の社長も満足顔です^^

決して楽な製材ではなかったですが、轟音のなか、余裕のおばちゃんと
楽しくおしゃべりしてなかなか貴重な体験でした^^
ミナト製材所
愛知県海部郡飛島村木場1-67
TEL:0567-55-0548
伊勢湾岸高速道路の飛島ICで降りて目の前です
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
樹輪舎 京都
〒601-0262
京都市右京区京北細野町中野里19-1
TEL/FAX 0771-52-0178
e-mail info@jurinsha-kyoto.com
HP http://jurinsha-kyoto.com

2009/06/16, 火曜日
[ 仕事のこと ]

2件のコメント