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樹輪舎 ジュリンシャ 京都

「喫茶 いのん」の看板とドアハンドル

4月末にオープンされた『喫茶 いのん』さんの看板を遅ればせながら取り付けに行ってまいりました。看板は入り口の傍にさり気なく・・・

デザインはおまかせ。当初聞いていた喫茶店のイメージを元に私なりに考えたのがこちら・・・

素材は風雨にさらされても大丈夫なようにケヤキを採用。民芸という言葉は好きではないけど目指したのはずばりそれ。ロゴも私が書いたのだからうまい筈はないけど・・・なんとなく雰囲気でてるでしょ^^

 全体のアウトラインは陶芸で作ったようなおおらかな感じがなかなか自分でもお気に入りです。また、文字は浮き彫りとしてノミ跡残し、色は以前、進々堂で見た看板の海鼠釉のような色合いで。

取り付けが終わってお店のママや皆さんにもとても喜んでいただけました。

そして、こちらがオープン前に取り付けた入り口のドアーハンドル。

このハンドルは店内の床に合わせて、また経年変化の美しいチークから削り出しました。これから先、このケヤキの看板が老舗の看板のように風格が出て、そしてこのチークのドアハンドルが手垢で艶々になってくるのを楽しみにしています。

お近く通られたら是非見てくださいね。

お店情報はこちらのページです。

2011/05/09, 月曜日
[ 作品事例 ]

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