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樹輪舎 ジュリンシャ 京都

チークの棚と本棚

いよいよ今年も残り4日と数時間・・・さすがに師走な感じがしてきました。
さて、今日は今年納品でアップ出来てなかった本棚と棚をご紹介します。

まずはすっきりとしたチークのオープンシェルフです。
高さ1700x幅700x奥行250mm
和風でも洋風でもなくもちろん中華風でもない^^どちらかといえば李朝の家具の雰囲気でデザインしました。

この大きさで、全ての板の厚さは18mmとかなり薄く出来ています。
面取りは剣のように尖がった面。こうすることで
よりシャープに見えます。
この棚は木屋町三条上がった所にある
老舗のすき焼き屋さん「こまい亭」さんの物。私の友人のお店でレジ前ですこし飾る棚が欲しいということで2月ごろに作らせていただきました。
いろんな物が飾れるように棚には角度を変えられるプレートスタンドも作りました。
こんな感じで・・・

私の小物も置いてくれるということですが・・・早く作らねばと思いながら今年も終わりですね。ごめんなさい。でもこちらのお肉はしゃぶしゃぶもすき焼きも本当に本当に美味しいので是非いってみてください。

さて、続きましてはすこし変わった本棚。
こちらは村上椅子さんからご依頼いただいたものでデザインも自身でされました。

材はナラでこの本棚もすべて厚み18mmでできています。これは他の家具に合わせた厚みなのだそう。でも実は広葉樹の薄板は木取りが難しいいんですが・・・・
変わっているところは天板にマットを置いて座ってご本を読んだり寝転がったりできること。
もちろんずれないように枠内に納まってます。

日の光がたっぷり入る大きな窓の下での読書はさぞ気持ち良いことでしょうね^^

どちらの家具も薄くてそれでいて引き締まった印象です。これから木の素材がどんどん枯渇していくという心配もあるので薄型テレビの次ぎは薄板家具が流行るかも知れませんね。
さぁ、次回は明日納品の大物です。オタノシミニ!

2010/12/27, 月曜日
[ 作品事例 ]

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