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樹輪舎 ジュリンシャ 京都

ナラのバックボード

梅雨入りのすこし前のある日、奈良へ楢のバックボードを納品へ行ってまいりました。

ステンレスのアイランドキッチンが部屋の真ん中にあり、その背後に置く長~い棚をオーダー頂きました。

サイズはW2700程で本体はフラッシュ(化粧合板などを使用)天板を無垢のナラで製作

扉部分も合板ですが、すこしラフさが欲しいので通常化粧合板のツキ板は0.25mmですがいつものように特注で0.6mmの厚ツキ板を業者さんにランダムの木目で貼ってもらいます。
この0.35mmの差と板目、柾目、追い柾の入り混じった感じが私の好みであり拘りでもあります。

天板は2.7mを3枚接ぎ。

かなり目の粗い楢で節有り楢のフローリングと相まってワイルドだろ~(^^)

オールステンレスのキッチンとご対面~

楢:おまえ冷たそうやな~
キッチン:水掛けたろかっ!

奥様も大容量のこのバックボード大変気に入っていただけました。
 さて、じつはこのお宅、建築途中での家具のご相談でしたが、奥様が私の嫁さんの同級生ということもあり、床は絶対無垢が良い、外装より内装にコストと手間を掛けたほうが良い~などと要らぬアドバイスを私がしてしまい、結果当初クロス張りだった設計をご主人が漆喰等をほとんど塗る事になったというえらい迷惑をかけてしまいました(^^;)
 でも家というのは一生に1度の大きな買い物。良い財産になったのではないでしょうか^^

 mさま、また何なりとご相談くださいね。

作品事例にも掲載しました。

2012/06/25, 月曜日
[ 作品事例 ]

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