ナビゲーションをスキップ

樹輪舎 ジュリンシャ 京都

黒檀の飾り台

いよいよ今年もあと10日・・・皆さんいかがお過ごしでしょうか?
さて、お伝えしていました黒檀を贅沢に使った猫脚の飾台を先日納品しました。

今回のご注文は以前「チーク材のパーティション」を納品したa様からのもの。リビングに飾られたルネ・ラリックのトンボのカーマスコットを置くための飾り台です。
a様からのご要望はご自身の好きなクロムハーツの店に置かれそうな家具のような物、そして、持っておられるそのブランドのお箸と同じ素材でという事。
リビングには他にも名だたる彫刻が多数飾られていてその雰囲気に合う物が出来るか少々不安でした・・・
クロムハーツのカタログを参考にお借りしましたがいまいちイメージが涌かず・・・何となく猫脚=高級家具のイメージがあったので正倉院の宝物の図録や、アンティーク家具の本などを参考にスケッチしてみました。
そして、デザインスケッチを見ていただき、お任せしますと言って頂いたので後はもう作るしかありません。
ただ、猫脚のようなものを作るのは初めて・・・しかもいきなり黒檀・・・・
そして完成したのがこちら

斜めから

サイズはH1100x450角。完成重量は60キロ
今回、脚は100mm角の縞黒檀から切り出し、天板などの鏡板も8mmに挽き割った黒檀を使用。黒檀を多用する仏壇などでもここまでのボリュームの材はまず使わないでしょう。

納品して本当に喜んでいただいてので頑張って作った甲斐がありました。
また、このような滅多に手にしない材を使わせていただいたことと、そして、デザインから全てお任せいただいたa様には深く感謝いたします。
(納品時ラリックのガラスのトンボはお留守でした・・・またの機会に)

製作事例にも詳細UPいたしましたので是非ご覧下さい。

2010/12/21, 火曜日
[ 作品事例 ]

No Comments

コメント