ナビゲーションをスキップ

樹輪舎 ジュリンシャ 京都

栗の木

 今日もジメジメ鬱陶しい天気です。
この季節は木が膨らんだり、カビたりと木にとっては最悪です。
それでもこちらに移ってから木にカビが生えてこないのは気温が低いからかな?
さてさて、そんな季節ですが、休むわけにもいかないので仕事します。
今回は栗の天板です。
こちらは今度大阪四条畷にオープンするうどん屋さんのもの。
なんでも、栗の木の大きなものを探しておられたらしくサイズがピッタリ
とのことではるばる大阪からおいでくださいました。
長さ2000、幅690の栗としては大判サイズ。
ただ、かなり反りがひどく、現状45mmですが、削ると半分くらいに
なるな~と思っていたところ、ちょうど小さい天板と大きな天板の
2つに切るというのでなんとか厚さ35mm程に留まる計算に・・・
こちらにとっても丁度のパターン・・・
というわけですぐにOKを貰いました。
で、実際に加工するのですが、いつもなら製材またはバーチカルと
いう機械で荒削りとなるのですが、サイズにまったく余裕がないのと
時間的にも押していたので私yがダイエットも兼ねて加工しました^^
よく枯れた材、削るのもったいないほど良い色してます!

これをまずは久しぶりに登場のルーターガイドで荒削り・・・
(デンキ鉋より正確です!)

仕上がりはこんな感じに・・・このテクスチャーはナグリみたいで
カッコよいなあ。。

次ぎは鉋で削って面取りしてかる~くサンダー。

バッチリ厚み35mm、幅690に仕上がりました^^
最後はオイル塗って仕上です。

反り止めの桟はビス止めですがサービスしました。
切って少し残った端材は看板に加工して余すところ無く使います。

(kくん腕の毛はけんたろうみたいやなあ・・・)
おまけ・・・
なぜかTwitterで100人以上がRTしてくれたジャガイモの写真、
お向かいのFちゃん発見のどう見てもスヌーピー☆。☆

では。

2010/07/13, 火曜日
[ 仕事のこと ]

No Comments

コメント