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樹輪舎 ジュリンシャ 京都

下駄箱(シューズキャビネット)

 梅雨入りを間近に控え蛙たちも元気に鳴いています。
さて、m邸の家具ですが今回は3点のご紹介。
まず1点目
下駄箱です。最近はシューズキャビネットなどとも言いますが、
下駄は多分入れないので後者が正解ですね。

天板は紅タブの古材、框、構造材はカバを使用しました。

また、扉は杉の舞良戸(まいらど)
建具は京北の大ベテランの建具屋さんに依頼
やはり餅は餅屋、美しい仕上がりです。
振り返って、玄関の上がり口です。

左手の打ち出の小槌みたいなものはお婆さんのための
手すり。ケヤキで作らせていただきました。
それにしても広い玄関に若草色の土壁が映えます。
今回の左官仕事は京町屋などを多く手がける
『さくあん』さんによるもの。見とれてしまいます^^
中に入ってダイニングの壁際にはちょっとした
(といっても2500ほどありますが)ワークデスクがあります。

こちらはこの家の蔵にあったマホガニーのような床板の
古材を削り直して使用。脚もそれに合わせて
アフリカンマホガニーを使いました。

それにしても今回の家具はスパンが長いです。
お次はハシゴです。

やはり、ここまで拘るとはしごも既製品では寂しいと言うことで
作らせていただきました。
子供がどんどん登っても壊れないようにハードメープルで
作製、アクセントはウォールナットで。

次回はキッチンボードを紹介しますのでお楽しみに!
設計 アトリエRYO
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樹輪舎 京都
〒601-0262
京都市右京区京北細野町中之里19-1
TEL/FAX 0771-52-0178
e-mail info@jurinsha-kyoto.com
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2010/06/08, 火曜日
[ 作品事例 ]

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