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樹輪舎 ジュリンシャ 京都

ケヤキの扉

ケヤキの扉、正確にはステンレスとケヤキの扉

以前チークやタモで同じように金属の扉に木を張り付けさせていただいた
クライアント様から今度は玄関の扉の吊り変えに伴ってご依頼いただきました。

扉本体も今回新たに作られました。厚み40mmのステンレス、縦と横の框はツライチ、ヘアーラインが綺麗です。

そこに無垢材を張るため、いろいろと提案させていただいた中からケヤキの厚盤を選ばれ、それを3枚に製材
中から節が出て来たものの綾のケヤキらしく厳しい環境の中で長い年月をかけて育ったであろう杢は思わず時間を忘れて見惚れてしまいそうになる

ドアハンドルも随分悩んだけど結局はこれも上質なケヤキで。

扉の裏面はこれも見事なケヤキ

この扉の為にあったかと思うほどの材・・・
たまたま近くのざいもく屋さんで発見したのでこれしか無い!ということで見積り出す前に即決

表のケヤキもそうですが、木とはいつも出会うものだと思っている
お施主さまもその事を随分と感じておられたようで非常に喜んでいただけた。
これから先、まだまだ深みを増すケヤキと変化の無いステンレス、この相反する2つの素材の出会いもまた見届けてみたいものです。

2013/04/24, 水曜日
[ 作品事例 ]

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