夏休み

早いもので９月も今日で終わり・・・なんとか９月中に夏休みが取れたので一泊で旅行に行ってきました。
　向かう先はどこでも良かったのですが今まで行ってないところと言う事で広島に決定！前日深夜にホテルを取っていざ出発～

岡山より西はいまだ踏み入れたことがないのでワクワクしながらミニのアクセルを踏む。
秋とは思えぬ暑さで少々沸騰気味でしたが無事岡山を越えたあたりで、まずは腹ごしらえ～

カブトガニの生息地、岡山県笠岡にあるその名も『シャコ丼の店』シャコ丼以外にもうどんやカレーもありましたがカブトガニはありませんでした。
なので、シャコ丼定食をチョイス。丼には卵でとじたシャコカツが乗っていて他にシャコ天とシャコの酢の物のシャコづくし～

さすがすぐ傍の海で取れるシャコは絶品。昼を過ぎた時間にいったのでお店のおばちゃん達３人がひたすら殻を剥いてました＾＾

広島に入り向かったのは『鞆の浦』（とものうら）そう、『崖の上のポニョ』の舞台となった港です。少し歩くと古い町並みに石で積まれた船着場など時間が止まっているような風景・・・

ただ、なぜかジブリはポニョの舞台とは認めていないらしくそれを思わせる物はほとんど見当たりませんでした。

そして次ぎに向かったのは『時をかける少女』の舞台、尾道。最近ではNHKの朝ドラ『てっぱん』のほうが有名ですね。
この町は本当に坂、坂、坂の町です。車で近づく事は無理でパーキングに留めて階段を登る・・・階段の上にはお寺や民家が沢山ありますが、いったいどうやって資材を運んだのか・・・私と妻は一回上まで上っただけで脚が笑いました（＾＾）

途中すれ違ったおばあさんと帰りも遭遇・・・デジャブーかな？
それにしても尾道は鉄板のヒロインの名字「村上」さんだらけでした。

さてさて、クタクタになりながらこの日の宿泊地、広島市内へ車を飛ばす。広島駅のすぐ横に泊まったのですが高速からのアクセスバツグン。着いてすぐに困った時のぐるなびで食べ物屋さんを検索～でタクシー飛ばして『瀬戸内料理くにさだ』さんへ
大将おススメのアナゴさんと安芸鯖を刺身で頂き、あとは蒸しアナゴや自家製豆腐などなど楽しくとても美味しく頂きました＾＾
特に蒸しアナゴは最高！にぎりはおかわりしちゃいました。

と、同時に翌日の工程を話しおススメを聞く。大将も仲居さんも常連のオジさんも一緒になって、裏話まで教えてくれました（＾＾；）。

翌朝はなぜか夜明けと同時に目が覚める・・・遠足のまえの子供みたいです。でもおかげで綺麗な朝焼けと日の出を拝めました。

で、朝一で向かったのは世界遺産『安芸の宮島』写真やサザエさんではよく目にしていたけどもちろん実物は初めて。満潮時なので鳥居の下には行けないけどやはり景色は水の上に浮かんでいる様子が最高！って昨夜の大将に教えて貰ったので行って見るとやはりよかです（＾＾）

厳島神社も床が水面から僅かに出ている程度。

みごとに水面に浮かぶ様子が見られました（因みに昨日から異常な潮位で午前中は拝観中止だそう）この日も濡れたところはデッキブラシでごしごしやってました。

宮島からは船に乗りつぎはいよいよ～ですがその前に腹ごしらえ。もちろんお昼はお好み焼き！
この店も昨夜仲居さんに聞いた場所。広島では広島焼きとは言わず『お好み焼き』と普通に言います。でも生地は薄くキャベツとモヤシたっぷりで豚と卵と麺の入った紛れもなく広島焼き。
鉄板の前にすわりおばちゃんが焼いてくれるのをじーっと観察。持ち帰り用から店用まで一人でてきぱき焼いていきます。焦げないかと心配するほど焼いてましたが全く問題なし。

鉄板の上でヘラで切って食べてると最後までアツアツふっくらでかなり美味しい！おばちゃんもオモロいしお勧めです。名前忘れたけど中国新聞のねきで良い匂いがするのですぐ分かりす。店構えはキレイでないです。
ちなみに広島では鉄板の厚さと使っているソース（おたふくかカープかミックス）で味が決まるそう・・・おいしいからそれでええじゃろ

そしていよいよ旅のクライマックス『原爆ドーム』
平日でしたが修学旅行や外国の人達も沢山訪れてました。初めは資料館に入り展示を見る。
ひたすら黙々と見る。
なんとも言い様の無い、怒りと虚しさが込上げてくる・・・これは爆弾を落とした事についてではなく人間であると言う事についてです。結局は原爆投下は戦争を終わらせるという大義名分はただのはったりで原爆に対する膨大な開発費を無にしないための言い訳で投下したという・・・そして、今も核実験は各地で繰り広げられているし、原発もしかりである。

こちらが原爆ドーム
今は原爆ドームを残してくれた方々に感謝するだけです。