樹輪舎 ジュリンシャ 京都

京都の各地で豪雨による災害など遭われた方、心より御見舞い申し上げます。
また、遠方よりご心配くださった皆さま、幸い工房のある京北は雨もそんなに降らず普段と変わりありませんのでご報告とお礼申し上げます。

さて、お米の方も例年通り盆前に花を付け稲穂が垂れ初めました。今年は順調で昨年よりも多くの収穫が見込めそうです。ただ、ここで喜んで糠喜びとならないよう、あと１ヶ月辛抱です。

世間は今日まで盆休みと言うところも多いですが私は家にいても仕方ないので工房で新商品の開発。
ご要望の多かったキッチンスツール。
料理中なんかに腰掛けたり、アイランドキッチンなんかにあると重宝しそうな高さになる予定。

座面は布張りと木の座面を考えています。
布や革で張る場合も座面は無垢材となるので少し座掘りする必要あり
そんな時に活躍するマシンがこちら

構想１０年、製作１日、巨額を投じて完成した座掘りコピーマシン。その名も｢ザボリン１号☆｣
予め用意したテンプレートを横に置くとそれと同じ深さで座掘りしてくれます。
実際に使うといままで掛かっていた時間のおよそ１０分の１で完成～これで今まで注文が来るたびに顔をしかめていた木の座面を使った椅子やヤヤコロも楽々作る事ができます。

さあ、明日は五山送り火。いよいよ京都の夏も締めくくりです。