樹輪舎 ジュリンシャ 京都

昨日は一仕事後の休日・・・京都の南にある東寺のがらくた市へいってきました。入って一件目の骨董屋で手に取った古いスツール。
すかさず店のオヤジ「５００円でええよ」と言うわけで衝動買い＾＾２１日の弘法さんよりゆっくり見られる「がらくた市」は毎月第１日曜開催でおすすめです。
この日のもう一つのお目当ては・・・

五重の塔の特別拝観。京都に住んでいながら遠くからはいつでも見ていたのですが中に入るのは初めて。
残念ながら内部は撮影不可ですが、４方には直径１ｍほどの欅の柱が立ち、中央にはそれより２周りほど太い欅の円柱がズド～ンとそびえたっています。
奈良の法隆寺は中心の柱は化粧されていて見えないが、ここは素晴らしい欅の木目が見えるので奈良のそれとは迫力が違います。
２回ほど火災にあっているらしいが再建されたのは４００年ほど前・・・先人の技術の高さが見えます。
さて、内部の柱や戸板などは一切触れることは出来ないのですが、大阪からきたらしいおばちゃん２人組み。一人が柱に抱きつく・・・「触ったらあかんにゃで」ともう一人がいうと、すかさず「これはええねん！」・・・さすがである。
さらに、柱の下に空けられた方向を決めるための貫通穴をおばちゃん２人が覗き込み・・・
「イケイケになってるわ！」・・・このおばちゃんをフォローしたい＾＾

他に金剛堂や食堂、そして火災にあって丸焦げになった如来像等々見ごたえ十分でした。
さて、お仕事の方はウォールナットの本棚も順調に進んでおります。こちら棚ダボ穴。

大きな工場ならボーリングマシンでいっぺんに開けられるのですが、うちではひたすらボール盤で開けていきます。
今回は横長の本棚なので天板が生きてきます。天板はお客様のリクエストで耳付き板をチョイス。

幅の狭い耳ツキ板は探すの苦労しますね（＾＾；）
予定より早く仕上がった同じくI邸のウォールナットのワークデスク。塗装待ちです。

さあ、今週も頑張りましょう！