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樹輪舎 ジュリンシャ 京都

地檜


先日久しぶりに原木の製材にいきました。
挽いた丸太は『ジビ』・・・
木曽や備州などのブランドヒノキではなくそこら辺に生えている
ヒノキを地檜とかいてジビといいます。
でも、今回の檜はそんじょそこらのヒノキではなく由緒正しいヒノキ・・・
京都は東山にある泉桶寺内にある幼稚園『泉山幼稚園』に生えていた
木で、去年の6月に伐採されました。
そうです。以前遊具の修理をした幼稚園です。
その後、何かを造って下さい!とうちの工房へ運ばれて早1年・・・
何の提案もしないままの状態が続いたのですが、痺れを切らした
園長さんから「その木で幼稚園の下駄箱を造って下さい」との依頼。
そうと決まれば得意分野なので話ははやい!!で先日製材に・・・
末口45cm、元口70cmほどの立派な丸太。生かすも殺すも
製材次第・・・ただ、実のところヒノキを挽くのはほぼ初体験・・・
というわけで製材所の親方の言うことをよ~く聞いていざ!
の前に、洞になっていた元の部分を玉切り。

う~ん・・・よい匂いだ^^
で、実際に挽き始めるとなんとまぁキレイな・・・小節こそあるものの
このままお店のカウンターにでも使えそうな材がとれました。
結局2本の丸太で下駄箱に使うには十分すぎるほど取れたのですが、
残りの原木も何かに使えそうなのでじゃんじゃん挽いておきました。
使う分は立てて乾かし、残りの未定材は助っ人Tと2人で丁寧に
桟積み。

これから強制?乾燥かけて8月末には納品です^^

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樹輪舎 京都
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2008/07/22, 火曜日
[ 仕事のこと ]

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