樹輪舎 ジュリンシャ 京都

書籍『手づくりする木のスツール』が出版されました。
本の著者は西川栄明さん。

この本は全国各地の３３人の木工作家が作った様々な形のスツールが作者の写真と共に載せられています。

著者の西川さんが全国をカメラマンと共に自分の足で廻られて直接取材。

西川さんは以前から木工についての雑誌や著書をかかれていて、うちにあった昔の『てづくり木工辞典』をみてなつかしいなぁ〜とおっしゃってました。

私自身この手の取材は久しぶりで少々緊張気味でしたが、西川さんの優しい口調で話されるとだんだんとこちらも吸い込まれていくような感じで進んでいきました。

また、お昼をご一緒できてその時に好きな山の話や木の話、昔、京北辺りの山をよく登られた話など興味深い話を沢山きかせて下さいました。

この『手づくりする木のスツール』には有名な作家さんも多数載っておりその中の一人になれたのはこれからの励みになります。

本の内容は

木でつくられたスツール（腰掛け）、小さな椅子、子ども椅子などの作品と、木工作家の思いやつくり方を何百枚もの写真と共に紹介した本です。
・掲載点数、約140．スツールから子ども椅子に至るまで、33人の木工作家がつくったもの。
・スツールは「座る」道具という観点から、座っているシーンを多数紹介。
・「つくってみませんか」ページでは、木工作家がスツールや小椅子などのつくり方をわかりやすく解説。

スツールの製作工程や古いすの修理などいろんな人に楽しんでもらえる内容となっていますので是非みなさん書店にてお手に取ってみてください。

『手づくりする木のスツール』（著者：西川栄明、発行：誠文堂新光社）
定価：1890円（税込）
B5判変型、144p、8月下旬より全国主要書店やアマゾンなどのネット書店で発売