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樹輪舎 ジュリンシャ 京都

納豆

 2009年終了まであと5日・・・・
84歳の大家さん一年アッと言うまやなぁとしみじみ。
そして、手毬みたいなもん(太陽)が山から山を通り過ぎたら
1日終わるししゃあないなぁ・・・とつぶやく
そんな大家さんとおばあちゃんと3人で先日納豆を作りました。
昔はこの季節になるとみんなでよく作ったそうだが、かれこれ
30年ほど作ってないらしい。
おおやさんの記憶を頼りに大豆を茹でる。
大豆は一晩水につけた物。
豆炊きは大家さんと私と交代で。
おじいさん朝の7時から張り切って火の番をしてくれた。

(カメラを向けると帽子をかぶり直して照れ笑い^^)
この豆を茹でる加減はやわらかくなって少し色が茶色になるまで。
これがなかなかです。
親指と小指で潰せる位が丁度のサイン

結局7時間ほど煮続けてようやく終了。
その間におばあちゃんと一緒に納豆を入れる藁つとを作る。

そして茹で上がった豆を熱い内につとに入れる。
このとき市販の納豆を2粒入れる。

入れるのも包むのもなかなかスピードを要求される大事な仕事。
そうして包んだのは30個ほど。
これを磨りぬかの中にカイロと一緒にいれて3日ほど寝かす。
失敗すると納豆にならないのですがこれは運任せ。
翌日触ってみると発酵してあたたかい。どうやら成功のよう。
そして3日目に開けると・・・・・

できました!
まるで生まれたての赤ん坊のようです^^
で、早速翌の朝食に。


市販のものとは比べ物にならない香りでこれぞ
納豆!という味です。
味付けは岩塩のみ。大家さんのおススメです。
付け合せは今年漬けた梅干とおばあちゃんの大根の漬け物。
そしてもちろん俺の米
隅切り盆の面取りの幅が広すぎるのが気になりますが
味はバツグン。納豆だけに後を(糸を)引く美味しさ(^^)
これさえあれば・・・・・と一人で納豆ク(納得)
ただ、手間が掛かりすぎで1年に一回かな?と思っていたら
大家さんは昔はもっと美味かったとリベンジする気満々(^^;)
言いだしっぺは私ですが、今度は暇な時に頼みますネ・・・
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2009/12/27, 日曜日
[ 食べること ]

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