串揚げ万年青
京都は梅雨も明け祇園祭も終わりすっかり真夏モード・・・そんな中、7月19日に新しく串揚げの店が開店しました。
「串揚げ 万年青」
万年青はおもとと読みいつまでも青々と茂る植物の名前
場所は大宮通の鞍馬口をすこし下ったところにあります。
この度、お店のカウンターや椅子などを製作させていただきました。
お店はまさに鰻の寝床という間口は狭く奥行は長い間取りなのでカウンターは8メートルにもなりました。使用したブラックチェリーは厚みは45mmとしっかりあり、長さは元々長いままでは搬入できないと言う事もあって3分割としました。
カウンター椅子も壁との距離を稼ぐために奥行は狭く、でも背もたれが欲しいということで模型を作って確認、幅を広くした事でかなり快適な椅子となりました。
椅子張りは元々ｵｰﾅｰさんとお知り合いだった村上椅子さんで、店名の万年青のイメージで淡い緑色のﾋﾞﾆｰﾙﾚｻﾞｰを選ばれました。チェリーとの相性も良いです。
奥は個室にもなるテーブル席が10席、壁の1面には「かみ添」さんによるロゴをモチーフにした唐紙が貼られて落ち着いた雰囲気、家族でのお食事にもよさそうです。
さて、オープンに先だってオープニングレセプションに呼んでいただきました。
私Yと同い年のご主人は工事中の現場でみる顔とは一変、20年、串揚げの店で修行されていたということもありカウンターに立つと余裕の笑顔でテンポ良く串を揚げて行かれます。その手さばきについ見惚れてしまいます。
素材から塩、器に至るまでどれもすべて拘られ、ビールは生がゑびすの琥珀で、他に能勢の地ビールや山形の地ビールなど、気がつくと結構お酒もすすんでました（＾＾）
カウンターは13席、串揚げがストップと言うまで出てくるコース料理￥5,000程度と串揚げにご飯と味噌汁、梅干の付く定食程度（味噌も梅干も自家製だそうです！）￥2,500程度があり色んなシーンで訪れたいお店です。
是非皆さん、美味しい串揚げとビールでこの暑い夏を乗り越えてくださいね！
因みにこちらが万年青、看板の板は私が数年に渡って風雨に晒して育てた古材
ご紹介くださったpotitekさんありがとうございました（＾＾）
串揚げ 万年青
〒602-0091
京都府京都市上京区筋違橋町554-2（大宮通鞍馬口下がる）
TEL 075-411-4439
Dinner17:00〜21:30（入店）
Lunch不定期
●全席予約可
http://omoto2013.com/
設計 CN_JAPAN
2014.03.07
昨年7月にopenとは知らず・・・
ご近所なのに、ふらっと2件目でしたが、しっかり、
夫婦でお薦めの串カツいただきました。
万年に青って、なんて読むんだったっけ・・・と、
仕事終わりで、1杯入っててちょっとイイこんころもちで、ア・・・田舎で父が、育てていた、あの葉っぱだけのあの鉢を思い出しました（笑）
父は、狭い庭で、いろんな植物を育てていました。
お陰で、私も野の草花にホッと出来る余裕を頂いています(*^_^*)
万年青さんでは、どれも美味しかったのですが、牛肉で葱を巻いた串カツが、一口でガブッといけない猫舌の私でも、3回に分けて味あえた、そんなご亭主ご夫妻のお仕事が有り難かったです。ごちそうさまでした✩
by 本川 / 2014/03/08, 土曜日
本川様コメントありがとうございます。私も先々週伺って少し早い春の野菜の串カツなど戴きました。お肉も美味しいですがにんじんの串カツなど素朴すぎる素材の旨みを最大限に活かしている大将の細かな仕事ぶりにはいつも感心いたします。
今の時期ですともう筍も出ているはずです。ご近所ということですのでまた行ってみてくださいね。
by jurinshakyoto / 2014/03/21, 金曜日