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樹輪舎 ジュリンシャ 京都

栃のテーブル


 昨日は京都の八木へ栃のテーブルを納品に行きました。
この材は半年前に前樹輪舎で買っていただいたものを
今までお預かりしていたもので、この度、家の新築に
あわせて作らせていただきました。
 この栃の原板のサイズは長さ3m×幅1.4mと国産材では
最大級の一枚板。そのサイズ内で、割れや耳などをカットして
まっすぐに整えたサイズが2200x1260mm
 今まで私たちが加工してきた中で国産材では最大のテーブルと
なりました。
 
 今回、家のデザイン、設計をされたのは京都の
A.C.E. 波多野一級建築士事務所さんという
設計事務所でこのテーブルも一緒に設計されました。
 脚の部分は天板のコーナーから直角に下りてきて、貫や幕板は
目立たないように天板のすぐ下にという指示で、足元には
何も無いシンプルなデザインとされました。
 ただ、天板が約100キロと重いので、その分脚のホゾ加工には
かなりの強度が必要となりかなり気を使って加工しました。

また、天板の入り皮等の傷も四角の埋め木を天板の木端と平行に
なるように配し、建築的なデザインのテーブルとなりました。
 実際の搬入がこれまた厄介でこの重量物を2階へ
運びいれるという過酷なものでした。
 搬入には坂田卓也製作所さんに無理を言って手伝ってもらい
みんなで知恵を出し合って無事納品することが出来ました。
 そして、組立ても終了し、所定の位置に収めると、さすがに
家に溶け込むようなデザインで、テーブルが主張しすぎることなく
それでいて、存在感のあるとてもすばらしい空間となったように
思います。
 京北に移ってからという長い間、工房にあった
大きな板でしたので、少しさびしい気がします・・・
 

2007/06/07, 木曜日
[ 作品事例 ]

4件のコメント

コメント

こんにちわ。コメント遅くなりましたが、ありがとうございました。
制作者側の解説をあまり聞くことがありませんので、とても興味深く読ませてもらいました。しっかり意図を読み取って作ってもらっていたのだな、と改めて思いました。クライアントのAさんも大変お気に入りで、今後はあの家で大切に使われて行くことと思います。又、座卓の方も期待していますよ。

by hatano / 2007/06/11, 月曜日

hatanoさん こちらこそありがとうございました。
昨日Aさんが来られて一同で感動されていたと
聞きました。
 食卓、座卓ともに家の雰囲気にぴったりの物を
作りたいと思いますのでよかったらアドバイスお願いします。では。

by yasso / 2007/06/13, 水曜日

アドバイスと言えないかもしれませんんが、私の好きな建築家、家具デザイナーについて書きます。
前川國男、清家清、吉村順三。どれもモダニズムの建築家です。特に前川自邸は最も好きです。家具デザイナーでは、モーエンセン、ウェグナー。最近だとCKR、小泉誠が気になります。
彼らの作るデザインはプロポーションが計算されていて、とても共感の出来るものが多いです。又、家具と空間が一体になっているのが良いですね。

by hatano / 2007/06/13, 水曜日

hatanoさん。ありがとうございます。
とりあえずhatanoさんのデザインの邪魔に
ならない様にだけ気を付けたいと思います。
 でも・・・7月8日・・・キツイなぁ

by yasso / 2007/06/14, 木曜日