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樹輪舎 ジュリンシャ 京都

花台と演台

寒さもすこし緩み春の気配を感じる今日この頃・・・皆さまいかがお過ごしですか?
さて、2月も残すところあと僅か。そんな卒業シーズンも近いこの時期に京都のとある高校から、卒業式の舞台に花瓶を乗せるための花台をご注文いただきました。


こちらの高校からは昨年度も演台を注文いただき、今回はそれと同じ雰囲気でデザインさせていただきました。

すこし古めかしい感じは昔の学校をイメージして、永く使っていただけるように鏡板など全てカバの無垢材で制作。
撮影用に小さな花瓶に花を生けてもらいましたが、実際はとても大きな花瓶が飾られます。

そして、こちらは前年度にご注文頂いた演台。
(納品は2011年2月)

材は同じくカバで、こちらも昔からあるような・・・そしていつまでも使われて欲しいと願いデザイン、そして色々な工夫をしました。
演台は入学、卒業式以外はほとんど倉庫に片付けられるので天板や側板は無垢のカバ材を5mm厚にスライスし合板に張りつけ軽量化を図る。

折畳むとこのようにコンパクトになり専用のカバーと台車も制作。

鏡板は無垢材を面加工。センターに付く校章のレリーフも無垢材の削り出したものにメタル塗装しました。

う~ん、、、いいね!って後ろの人達も言ってますね^^

これらのご注文は卒業生達の卒業記念としていただきました。
これから先、この卒業生達の子供達がまた同じ高校に入学して、その時にこの演台や花台が使われていたらいいですね。
最後に、少し早いですが卒業おめでとう!

2012/02/27, 月曜日
[ 作品事例 ]

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