樹輪舎 ジュリンシャ 京都

光陰矢の如し・・・秋は陽が落ちるのが早いので特に一日が早く感じます。
そしてお待たせしました久しぶりのブログ更新。このブログが唯一の営業手段ですので手を抜いてはいけませんね＾＾

京北の上弓削あたりで見つけたススキの原っぱ。ふわふわ綿毛でなんだか幸せな気分になりました。

さて、お仕事の方は今月、怒涛の一ヶ月です。いつも今この瞬間が自分のピークと思ってやっているのですが今月は多分人生最高のピー-クです（儲けの事では無いのであしからず）
納品も大小沢山させていただきましたし大山崎山荘美術館での展示会の事もブログにアップしたいのですがそれはもうちょっと落ち着いてから・・・
加工をしている事を書くのが一番好きなので今回はそれで。
最近木工屋の範疇を越えた仕事も増えてきました。で、その一つが建具。
こちらは京丹後の現場へ納める建具。

大好きな和食屋さんからの注文だったので家具、建具一式を請け負いました。
で、まずは玄関ドア。高さは２２００、幅９００の大きな建具。タモのオール無垢材で作ります。

組立て機があるので建具の組立てはかなり楽になりました。また、超仕上鉋も久しぶりに活躍してくれました＾＾

そしてこれは扉につけるドアーハンドル。

これが作りたいが為にこの仕事を請けたような・・・
チークの削り出しで作ります。

引き手の方はあえて鉋仕上でペーパーを当てて無いので数年後アタリが出た感じになるのが楽しみです。
玄関ドアは吊り込みも無事終わり障子などは京都の有名な建具屋さんに頼んだので一安心・・・他の家具もなんとか今月中には完成予定。でも１１月頭にオープンの靴屋さんに雑貨屋さん、今日から解体、改装の始まったポキートさん、個人様数件等々さきは長いなぁ・・・

そしてそんな時、山の風景はいつも癒してくれます。