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樹輪舎 ジュリンシャ 京都

日本酒とワインと炭火焼 なかむら

昨日は祇園に7月7日オープンされる『日本酒とワインと炭火焼 なかむら』さんのオープニングレセプションに呼んでいただきました。
オーナーのなかむらさんは鶏料理の店やイタリアンで修行されてこのたび独立、修行されていた店からも近い祇園に出店されました。


祇園というと最近では安い店もちらほら出来ていますがまだまだ私には敷居の高い場所。そんななかで、同世代より少し年下のオーナーさんが始められるので祇園が少し身近に感じられる気がします。

わたしは営業前にお邪魔して納めさせていただいた物の撮影をさせていただきました。

こちらのお店はカウンターと奥の部屋のテーブル3台、そしてフローリングを担当。

まずはカウンター

材はアフリカンマホガニー。長さ4.6m、奥行60cm、厚み60mmあります。普通この手のカウンターのがある祇園のお店はかなりの高級店です。多分・・・行った事ないですが(^^)

アップで

店舗が2階にあるため長いままでは搬入できないので半分の長さにして現場で合せました。
こんな感じに・・・

アフリカンマホガニーは時間が経つと琥珀色のように輝くのでこれからが楽しみです。オーナーさんも大満足の様子で一安心・・・

ガラス越しには炭焼きコンロの中で炭が燃え滾っています。

かなり熱そうでカウンターが熱くならないか心配しましたが断熱がしっかり出来ているので心配無用でした。

こちらはウエンジのフローリング。

メインのカウンター席の床だけだったので細長い空間にも合うように60mm幅の細いフローリングを提案。ウエンジの黒い色も炭焼きのお店にピッタリですね。

こちらは奥の部屋のテーブル。

同じのが2台と小さいのが1台。パーティーの時などに引っ付けて大テーブルとして使われます。

こちらのお店の椅子はすべてSONGBIRD DESIGNの徳田さんデザインのもの。
ファブリック、脚とも黒で揃えてお店の雰囲気がぐっと引き締まっています。またカウンターチェアは片肘のソファタイプですが向きを変えるとラブチェアのようになったりと考えられた椅子でした。
レセプションでは徳田さん夫妻ともご一緒できたのですが、すわり心地もよすぎたせいか結局4時間以上の長居・・・・すみませんでした~m(_ _)m

さて、この日のお料理はこんな献立で・・・

先付けのズッキーニのスープ、玉ヒモの煮浸し、蒸し鶏など前菜、焼き物はイタリア人シェフが拘って作っているというズッキーニやジャガイモ、茄子などの野菜、どれもとっても甘く美味です。また地鶏 『天草大王』のももやせせり、そして尾崎牛のモモ肉まで全部たまらん美味しかったです。
お酒は初め泡のワインから白ワイン、さとこのお酒、不老泉、さらにお客様から’90年の赤ワインをいただきました。飲みすぎですね^^
因みにカウンターの奥には8畳ほどの巨大なワインセラーが・・・店の4分の1を占めてます(^^)

そして最後のシメは普通の卵かけご飯とは違います。特別な炙り方で出される海苔と半熟の玉紐を土鍋で炊かれたご飯と食べます。これはもう至福の喜びです。
あれ?料理の写真は??って全部撮ったつもりでしたが酔ってたせいかほとんど撮れてなかった(><) でもそれは行ってからのお楽しみで・・・

とにかくオーナーの中村さんは研究熱心でどの料理も一手間も二手間もかけて考え抜かれて出されています。また、器も特別に焼いてもらったり、九州まで陶器を買いに行ったりとかなりの拘り・・・更には中国まで行かれたりともう凄いです。お話もとてもたのしくおっとりと話されるのに引き込まれていきます。

暫くはカウンターでのコース料理をメインにされます(遅い時間はアラカルトもあるそう)
コースはシメまで入れて¥4800位ということ(ドリンク別)
いままで祇園に足が向かなかった方も、いろんなお店に行かれてる方も是非一度訪れてみてください。

日本酒とワインと炭火焼 なかむら
場所 四条縄手上る新門前通の手前のホワイトビル2F 縄手通り西側(セブンイレブンの向かいで奥野歯科のビル)
TEL 075-531-5865
営業時間 18:00~27:00頃
月曜定休
お店ブログhttp://ameblo.jp/nws-nakamura/

2011/07/06, 水曜日
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