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樹輪舎 ジュリンシャ 京都

のびる

新緑がまぶしい季節になりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
昨日は日曜日だったので1日休みをとり田んぼの草取りと水やりを兼ねて裏山で山菜採り・・・

こんな田舎で仕事してるのにいままでフキノトウくらいしか採ってなかったのが悔やまれます。
ワラビやフキ、垣通し、クレソン等々、中でもはまったのが野蒜(のびる)。葱の仲間で小さな玉ねぎみたいのがついている物。せんど山の中を歩き回ったあと、帰り道の工房の裏の土手に沢山ありました(^^;)これを湯掻いて塩とごま油で食べるとたまらん美味いかったです。春はもう葱を買う必要がなくなりました^^
家に帰ってフキはナムルに・・・今晩の食卓にあがる筈です。

さて、仕事のほうはと言いますと、k君担当の楢のカウンター椅子。GWからかかっていますがようやく形になってきました。

私y担当は古材を使った下駄箱。タブの大きな地板(3mx1m)を刻んで天板、鏡板等を無駄なくとります。
まずは天板から~

漆がぬってあったのですが、一旦全て削ります。反りがあったのですが地板の場合もとが薄いので1mmも無駄に出来ません。というわけでルーターを使って丁寧に平面出し。それにしても日立の電動工具はなんでみんなエヴァンゲリオンみたいなのでしょうか・・・悪趣味です。

あとはプレーナーで削ると・・・

きらきらの杢が表れました^^
裏面も先人が手加工で苦労して入れた古い蟻残を抜いて、最新鋭の機械を使って新しくあり溝を掘ります。

これだけ気候が良いと仕事もはかどりますね。
では今日はこの辺で加工に戻ります。

2011/05/16, 月曜日
[ 日々のこと ]

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